なぜ、私がてんかんになったんだろうと思ったことありますよね。

車の免許があっても、乗れない現実、将来やりたかった仕事も、てんかんのせいで人生設計が崩れて、どうしようと悩んでいるでしょう。

てんかんは、紀元前からある病気にもかかわらず、誤解が多い病気です。

ぼくは、生まれて1か月のときに、髄膜炎と脳出血が発症して、2か月の入院。生死をさまよいました。

いま生きている自体奇跡。

親は医者に一週間が峠と言われ、2歳にてんかんと診断されました。

保育園に入っていたころは、手が不自由で、まわりの友だちより折り紙を折るのがおそい、運動会で走るかっこうがおかしいな。

親と話しているときも、主語を言わずに話していたことがおおく、わからないと言われてました。

体験談書くと、長くなってしまいました。

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今回は、なぜてんかんで人生終わり?制限を超えた充実した人生への道のりについて紹介します。

なぜてんかんで人生終わり?充実した人生への道のり!

てんかんと診断されたら、「え?てんかん」と一度は思い詰めてしまうこともあると思います。

偏見や差別の目は他人だけでなく、身内にもあるからです。

合ってはならないことですが

まだ、てんかんは相談しにくい病気。
わかってもらえないから悩んでしまうもの。

てんかんと言っただけで、
友だちに無視される・バカにされる

一番は発作をみられると、ギクシャクした人間関係になることが多いです。

祖母は、いつになったら立てるようになるの?まだ、うまくしゃべれないの?と親戚のこどもと比較して親に言ったそうです。脳性まひで立てるまでに1歳半くらいかかり、話せるまでもだいぶ時間がかかりました。

かならず6か月に話せるようになる、1歳になったら自分1人で立てるものではないと思います。
成長が遅れていると「病気のせいかな」それともほかの病気なのか心配するのは当然のことです。

まわりにひとにてんかんだから・・・と言ってくるひとはスルーしてください。

てんかんと言って理解しないひとは、いくら努力しても理解されません。しないと言うほうが正しいでしょう。

君がてんかんで失ったもの&得たものはないですか?

てんかんになって、得たものはないですか?

いままでは、ごはんのメニューを聞くくらいしか話していなかったのに、
てんかんになったことで、親とのコミュニケーションがおおくなった。心配してくれるようになった。

病気になった年齢にもよりますが、いままで、できていたことができないもどかしさがあります。
行動範囲が狭くなったと思ったり、将来やりたかったことも諦めないと考え思い悩むひともいるでしょう。

 

ふつうに生活してふつうに学校に通い、そして就職したと思います。てんかになると「ふつう」ができないことが多くあります。あたりまえの事ができないと落ち込んでしまいますが、今できる事やりたい事をしてほしいと考えています。

車の免許の取得や夜更かしなどが、制限される事もあります。

睡眠時間を決めたり、栄養不足にならないように気をつけたり、いろいろとあります。

睡眠不足や栄養不足は、不摂生な生活していたら誰でも病気になる可能性があります。

話が少しそれますが、いびきをかくひとをみて、熟睡してるな~と思ったことがあるでしょう。

 

うらやましくなりますが、浅い眠りで熟睡できていません。熟睡できないと、疲労の蓄積で心臓疾患になりやすくなります。健康に見えても気づいたときには、病気になっていることが多いからです。

てんかんになると制限されることも多いですが、だからといって、障がい者だから不幸だと思わないでください。

てんかんで出来ることは!喜びを分かち合える人はいる?

てんかんできることが、少ないと感じているひと多くいるのではないでしょうか?

てんかんは、制限が多い病気です。

ほかの病気とちがって、てんかん発作の症状は、わかりにくいこともある病気です。

地震も、テーブルから食器が落ちる大きな揺れや小さい揺れもあります。

てんかん発作もおなじで、すぐに気づくけいれんを伴う強直間代発作から、ボーっとする欠伸発作まであります。

自分でも、ボーっとして、意識が飛んでいたと
発作後に気づくこともありましたね

症状がでたときに、助けてくれる、心配してくれる家族や友だちがいるはずです。

友だちにてんかんがあると話すと、はじめは奇妙な動きにびっくりするかもしれません。

一般的にてんかんというと、けいれんして体をふるわせる強直間代発作を思い浮かべるひとが、ほとんどなので、「てんかん」の症状を身近なひとに話すのは勇気と覚悟が必要です。

しかし、ただしく理解されないと誤解を生んでしまうこともあります。

てんかんは、ひとそれぞれ症状がちがうので、自分の症状を話して理解を深めていく必要があります。

挫折と成功の連続!てんかんを克服するときに心がけたい事!

誰にだって、うまくいくことも、いかないこともあります。その時、病気を言い訳はよくありません。なぜなら、病気じゃなくても何でもうまく人のほうが少ないからです。

たとえば、小中高と勉強も運動も万能・異性からも同性からも慕われる人も、社会人になって、年上の人との接し方が苦手が原因で、会社を辞めてしまうこともあります。一人では十分に実力が発揮しても、数人で行うのが苦手な人もいます。

てんかんになってしまったら、ご飯食べる時も、寝る時も遊んでいる最中でも、発作を起こさないように・・・
きちんと薬を飲んで決まった睡眠時間も取らないといけない・ストレスを溜めないように、一人で考えている思います。
自分一人で解決できる事なら、苦労はしません。生活するうえでは一人でできる事なんて限られています。

てんかんを克服するのではなく、できない事は助けてもらうように心がけることがだいじなんです。

てんかんだからって諦めない心!周囲の理解がだいじです!

女性

てんかんになると、失敗したらなんでも病気を理由に諦めていませんか?

てんかんは端から見ると健康なひとにみえます。

発作が起きるたびにイヤになって、なにもかも投げ出してしまいたい気持ち。

ぼくは、医者に20歳くらいで、発作が安定すると言われていました。ところが、20歳以降10年が一番発作が多い時期でした。社会人だから親に相談しても「かんばりなさい」の一言。一人で頑張るのが面倒くさい時期でした。

医学書や専門書、ネットでも20歳までに発作が安定すると書いています。発作が安定する時期は、薬の相性や体の成長によって、ちがいが出てきます。

ぼくの場合20歳超えてから、ひどかっただけ

いま、てんかんの苦しみでドン底にいるなら、それは、終わりでなく始まりです。

1回の人生で2回分の経験ができると
ポジティブに考えてみてください

マイナス思考なっているなら、プラス思考になってください。

記事を閉じたら、てんかんになってしまったことより、これから自分に何ができるか考えてください。

本人も家族も。

 
 

病は気からだよ
読んでくれてありがとう