抗てんかん薬をジェネリック薬に変更ができることを知っていますか?

2024年10月から医療制度の改正で、先発薬とジェネリック薬がえらべます。ジェネリック薬は先発薬の特許が切れてから、製造されたおなじ成分の薬が販売ができ、先発薬よりコストが抑えられるので、安くなるメリットがあります。

しかし、おなじ成分でありながら、ジェネリック薬に変更を勧めない人は、厚生労働省のホームページで書いていました。それは、筆者のように10年単位で発作が出ていない人が対象者だったことです。もちろんほかの理由もありますが、長くなるので今回は書きません。

また、抗てんかん薬の場合、先発薬の効き目が100としたら、ジェネリック薬は、80~125と、薬の有効範囲にちがいがあり、変更して体に合わない人も出てきます。なので、薬局でジェネリック薬に変更ができますよ。と言われても、医師に聞かないとわからない部分がありますね。なので筆者は三か月間、各種サイト、pdf、厚生労働省のホームページ、chatGPTで、海外のホームページまで調べてから、ジェネリック薬に変更を決めました。

 

chatGPTは、サイト情報収集のみに使っています。
なかなか新しい情報がなく苦労しました。

筆者の場合は、三種類の抗てんかん薬を服用してますが、一種類のみ(テグレトール)をジェネリック薬のカルバマゼピンに変更しました。しかし、先発薬と後発薬(ジェネリック)は、相性が悪いらしいので、ひさしぶりに忘れかけていた発作のことを思い出してしまいました。それでも、変更した理由は、「飲んで見ないとわからないじゃん」

かんたんに決めているように感じますが、三か月間考えての結論なので、ジェネリック薬に変更する際は十分に医師と相談してください。

おなじ成分の薬なのにジェネリック薬の変更を勧めない理由は?

先発薬とジェネリック薬は、おなじ成分使われています。しかし、複数の抗てんかん薬を飲んでいる場合、ジェネリック薬と先発薬を服用することが少なくありません。
そして、てんかん発作が安定している人は、ジェネリック薬に変えるのは推奨されないと調べてわかったことです。

筆者がジェネリック薬のことを調べてみたら、ジェネリック薬を飲んで症例が少なく、てんかん薬の、はっきりとした有効性がわかっていなったことと、長期的に抗てんかん薬を服用していてジェネリック薬の変更すると、てんかん発作の再発ことや副作用出る可能性があり、ジェネリック薬に変更するか迷いました。

あとは、供給不足する理由も、ジェネリック薬に変えるか迷う部分だったんですが、、一番に悩んだのが発作が10年以上もなかった理由から、ネットで調べたうえで納得してからジェネリック薬に変更したわけです。

供給量が安定していない

各種サイトで共通していたのが、ジェネリック薬は薬不足になるかもしれないことが書かれました。ただ、ジェネリックだから薬不足になると限りません。

先発薬だから薬不足にならないのかと言われると、必ず処方された薬を貰えないこともあります。コロナ以降に、たった一度ですが、処方された薬の量(三か月分)がないと、足りないぶんの薬をマンションまで送りますので、住所と電話番号を書いて帰ってきたことがあります。たしかに、薬局に行って一日ぶんもないと困りますが、後日に送ってくれるのなら、とくに問題がないと考えています。

供給不足で薬がない状態にそなえて、毎回薬をもらう時は多めに処方してもらえば、急な薬不足にならいように、つねに一週間・十日分はストックしておくといいと思っています。

先発薬より情報が少ない

先発薬よりジェネリック薬が、いくら情報が多くても少なくても関係なお話ですよね。医師が患者にくわしく先発薬とジェネリック薬のちがいを理解していればいいことだし、患者自身がくわしくしる必要もありません。

患者が聞いた時に医師がわからなければ困ります。また、多くの情報があったとしても、薬を飲むのは患者。
先発薬を飲んで、薬が効いている人には、発作という不安が頭をよぎりますが、てんかん発作がある人にはジェネリック薬に変えてよくなることもあるからです。

たとえば、先発薬とジェネリック薬のちがい、有効範囲のちがい、薬があわないか、副作用がつよく出るかなどは、筆者を含めて薬を飲んで見ないとわかりません。また、先発薬を飲んで薬が効かなかった人が、ジェネリック薬で、てんかん発作が出なくなる可能性だってあります。

ジェネリック薬は先発薬より、情報が少ないのはたしかですが、変更する際は十分に医師と相談してみましょう。

抗てんかん薬のジェネリックに変えていい人は?てんかん発作が安定していない人?

抗てんかん薬は、長期服用していて発作が安定している人は、ジェネリック薬の変更は推奨しないと、厚生労働省のホームページに明記してあります。

また、先発薬とジェネリック薬の組み合わせも推奨していないらしいということが、至るところで書いてありました。ただ、てんかん発作が安定していない人やこれから抗てんかん薬を服用に関しては、有効性がある・患者がジェネリック薬を希望した場合、脳波検査や採血検査などの結果などから、医師が判断します。

先発薬とジェネリック薬には、薬の有効範囲がちがいがあると、書きました。

先発薬の効き目が100とした場合、ジェネリック薬は、80~125
90の場合、薬が効いていると判断する

いま、先発薬で、てんかん発作があった場合、おなじ量で薬が効いてくれることがあります。もちろん、逆もあるのでジェネリック薬と先発薬の処方を考えてみてください!

ジェネリックに変更する時は先発薬の処方も考えよう!

ジェネリック薬に変更する時は、先発薬と処方してみましょう。病院でもらう処方せんは、先発薬でしか書かれていません。

そして、薬局でなにも言わなければ、先発薬が処方されます。処方せん表記には、先発薬が書かれていてもジェネリック薬が処方できることを知っていますか?

処方せんの表記の仕方が、病院によってちがいがあるかもしれませんが、ジェネリック薬を処方してもいい場合、処方せんの余白に〇・☆など印がついています。なにかしら印がついている場合、先発薬でないと処方されないようにわかりやすく印字してあるからです。

ジェネリック薬を飲んで、体にあわないと心配する場合もあり、変えてすぐ・または、数日後に具合が悪くなってしまった時のために、ジェネリック薬と先発薬の両方をもらうように、はじめに薬局で話を聞いてみましょう。この時、薬を変えてから発作。または、副作用が出ていたかで、ジェネリック薬と先発薬の日数調整してみる方法もあります。

ジェネリック薬は安い!でも発作が心配なら変えない決断も必要☆

今回は抗てんかん薬のジェネリック薬について、話しました。

薬不足や情報が少ないのは、あたりまえです。ジェネリック薬は2000年以降にできた25年目になったばかりの、あたらしい薬。なので、ジェネリック薬の情報も少ない・供給不足になる可能性もあります。

しかし、発作が長期間なく、複数の抗てんかん薬を飲んでいる場合は、ジェネリック薬の変更は推奨されないと言われていますが、推奨されない理由すべて当てはまっていましたが、カルバマゼピンのみ変更しました。

ジェネリック薬に変更を推奨しない人・・・発作が安定してると推奨されない

てんかん発作が安定していない人やこれから抗てんかん薬を服用は有効なことがある

筆者自身は、この記事が書き終えてる時点で、変更してから一週間以上たちます。同じ成分の薬とはいえ、やはり、40年以上も、おなじ薬を飲み続けていたので、発作が安定してると推奨されない!と、書かれていたので、ほんとに発作の再発がないか、三か月間、一番考えたところです。
しかし、いまのところ、薬疹が出てかゆい・眠気がちょっとある程度ですんでいますが、これからどのようになるのかわかりません。

ジェネリック薬は先発薬と相性は悪いとされてますが、副作用が出る・だるさがある・眠気がたまらないといった症状が出るかもしれませんが、飲んで見ないとわかりません。ジェネリック薬に変えたい時は、試しに一週間ぶんジェネリック薬に!残りは先発薬を処方してみる方法もあります。

ジェネリック薬に変更する時は、副作用や発作の再発など考えて慎重に検討しましょう。

さいごまで読んでくれてありがとう